高校の時にカメラと出会ってから、
「絶対にカメラを使って仕事がしたい!」と思っていました。
それは自分の好きな写真を撮って、自分の作品を作って、賞をとって、という様なアーティストな写真家ではなく、カメラを媒介して人に喜んでもらえることをしたい、その感謝への対価としてお金を頂ける様な何者かになりたい、という思いがありました。
それは高校生の頃からずっと変わっていない信念の様なものです。
とは言っても当時は周りに分かりやすい例もなく、ネット検索もままならず、全てが手探りでした。
大学では技術ではなく写真の本質を学んでみようと思い、写真の哲学を学んでみたり、逆に大学の外ではカメラを使って収入を得ている人を徹底的にマークしてみたり。
カメラや写真とどう関わっていくかを常に考えているような気がします。
ただ、カメラは時代と共に凄いスピードで変化をしています。今後カメラは全く想像もつかない形状になるかもしれませんし、カメラマンという職業さえなくなるかもしれません。
それでもそういう流れに抗うことなく、且つ大好きを手放すことなく、その時に私が提供できるモノで誰かを幸せな気持ちにできたら良いなと強く思っています。
その時々で提供できるモノをマイプロジェクトとし、細く長くやっていきたいと思っています。
ご縁が繋がるものがあれば嬉しいです。
tontanusagi こと金井智美
《プロフィール》
神戸在住カメラマン、
ヒカリノコバコ*写真事務所代表のtontanusagiです。
2011年に長女、2015年に次女を出産し、
子育て真っ最中の前期アラフォー。
カメラより得意なことは、車の運転。
生き甲斐はライブ。
明日死んでも良いと思えるくらい毎日を全力で生きたいと思いつつも、
身体のためにヨガをしたり、畑仕事をしたり、
そういう自分も好き。
高校生の時に人より秀でたものが無いことに悩み、
カメラなら今から始めても大丈夫だろうという思いから、
親のカメラを借り写真部に入部。
高校写真部での九州大会で刺激を受けまくり、写真の虜に。
その後大学では写真の哲学と写真療法を勉強。
東京芸大大学院先端芸術を受験するも及ばず。
大学院生活に向けて貯めたお金で、マルタ共和国に留学。
その間周辺国へ放浪。
帰国後お金が底尽きたため、地元でリクルートの営業として社会人を経験。
同時に週末はホテルの写真室で写真の勉強に勤しむ。
大学のアルバイトから数えると
カメラで収入を得てきた経験は15年以上。
ブライダル・ネットショップ・広告・情報誌・カメラの販売スタッフ
結婚後は家族写真を軸にwebサイト・店舗・サロン・雑誌の撮影をしながら
いくつかのプロジェクトを実行中。